三徳工業株式会社
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感性を吹き込まれ、未知なる美を
生み出します
サン・グラスハッチ
サン・グラスバッチ
ガラスのもとになる混合した原料。珪砂、ソーダ灰、炭酸カルシウムなどを一定の比率で混合したもの。その混合物をバッチといいます。
バッチを約1400℃に熱して溶融することにより、ガラスになります。
「Aスキ」などの「スキ」とは無色透明ガラスのことで、着色剤を添加することによって、着色ガラスになります。
★Aスキ溶融マニュアルはこちら
産業・生活向ガラス調合原料(サン・グラスバッチ)
 産業用ガラス分野
ITなどの最先端技術には、ガラスが非常にたくさん使われています。品質に対する要求が高いため、ガラスの持つ高品質性、安定性が評価されるようになっています。

以前は、ガラスは重い、扱いにくい、成型が難しいといったマイナス・イメージがありましたが、今やガラス素材が不可欠という部品は数多くあります。いわば、ガラス・ルネサンスが今起こっているのです。

また従来から、さまざまな産業向けにもガラスは使用されています。
当社は、携帯電話表示カバー用ガラス、プラズマディスプレー用粉末ガラス、プロジェクター用反射ガラス、自動車の前照灯用ガラスなど、さまざまなガラスに携わっています
産業用ガラス分野
 生活用ガラス分野
生活用ガラス分野 ガラスは、日常生活の中にもたくさんあります。ガラスのコップなどの食器、ガラス瓶、照明用ガラス、理化学用ガラスなどです。

高品質のものや、デザイン性にすぐれたものがたくさん生産されており、当社は多数のガラスメーカーに原料を供給させていただいています。
工芸向ガラス原料(サン・グラスバッチ)
 工芸ガラス分野
スタジオ・ガラス運動をきっかけとしたガラス工芸ブームがすっかり定着し、日本では現在推定300以上のガラス工房があると思われます。

当社は、Aスキというサン・グラスバッチを中心に、吹きガラスのガラス工房に原料を供給させていただいています。また、サン・グラスカラーというフリット、ビレットなどのガラス素材も製造販売しています。
工芸ガラス分野
工芸ガラス分野

★Aスキ溶融マニュアルはこちら
Aスキ 鉛を含まないソーダ石灰ガラスですが、クリスタルガラスのような輝きと光沢、重量感を持たせるため、カリや亜鉛を添加したバッチです。純度の高い原料を使用しているため、透明性が非常に優れており、美しく輝くガラスが得られます。
また作業性も良いため、全国の工房・学校で採用されています。
FAスキ Aスキバッチの硅砂のグレードを変更し、価格を抑えたバッチです。
硅砂以外はAスキと同質ですので、並べて見てもほとんど違いを感じられません。Aスキと同様、全国で広く使われています。
Kスキ オーソドックスなソーダ石灰ガラスのバッチです。比較的冷めが早く、量産に適しています。長石を含むため比較的溶けやすく、経済性も優れています。
Aスキと比べると若干透明性が落ちますが、その分素朴な風合いのガラスが得られます。
               
ALスキ Aスキの透明性・作業性をそのままに、よりきれいな生地になるよう設計したバッチです。
価格はAスキよりもやや高目ですが、泡切れもよく、やや低い温度でも溶融・作業が可能です。
FALスキ ALスキバッチの硅砂のグレードを変更し、価格を抑えたバッチです。
珪砂以外はALスキと同質ですので、透明性・作業性などはほとんど変わりません。
各ガラスの主な組成(%)/物性
※AKスキ・SC-8・ACR-15・カリスキの物性につきましては掲載を終了致しました。
品名 Aスキ FAスキ Kスキ ALスキ
SiO2 69 69 71 69
Na2O 12 12 17 12
K2O 7 7 1 6
B2O3 1 1 1 1
CaO 3 3 7 3
Al2O3 2 2 2 2
PbO - - - -
膨張係数
(30-300)
=x10-7/
100 100 98 100
軟化点/ 664 667 686 649
降伏点/ 566 552 585 542
徐冷点/ 481 481 521 470
転移点/ 473 473 513 462
歪点/ 436 436 476 425
比重g/cm3 2.52 2.52 2.49 2.52
●徐冷点・歪点に関しては計算上のおおよその値です。

※軟化点・・・ガラスが加熱により自重で変形、軟化を起こし始める温度。
※降伏点・・・転移点を越え伸びが止まる温度。
※転移点・・・ガラスが固体状態から液体状態へ変わり急激に伸び率が上がる温度。
※徐冷点・・・歪を除く際の上限温度。この温度以上では歪は取れない。
※歪点・・・・・この温度以下では歪は生じない。
※比重・・・・・4の水の質量と、それと同体積のある物質の質量との比。

原料
ガラス用各種原料 
グラスバッチを製造している私どもは、それに使用されるガラス用原料の品揃えも多岐に渡ります。

主原料である珪砂や石粉、長石などの天然物から各種工業用無機化学薬品や希土類に至るまでその数は数百種類に及びます。
またお客様のニーズに応えるべく一般工業用を始め、高品質・高品位グレードのものまで、広くて深い商品郡を持っています。

これまでなかなか見つけられなかった無機化学原料がございましたら、是非一度当社にお問合せください。

<原料一例>

砂硅・石粉・ソーダ灰

<着色原料一覧>
着色用原料は、スキ(透明)用のバッチやカレットに添加することで、着色ガラスにする原料です。(主に酸化雰囲気の ガラスのみ)
詳しい利用法はホームページ「ガラス工芸広場」の「ガラス原料あれこれ2、3」をご参照ください。
着色用原料一覧表
原 料 名 容 量 目安となるガラスの色
酸化コバルト(販売休止中) 500g入り コバルトブルー
酸化第二銅 500g入り スカイブルー
酸化ニッケル 500g入り スモーク
酸化クロム 500g入り 若草色
二酸化マンガン 500g入り
酸化エルビウム(販売休止中) 500g入り ピンク
酸化ネオジム(販売休止中) 500g入り ラベンダー色
酸化プラセオジム(販売休止中) 500g入り 蛍光グリーン
●着色剤は500g1瓶単位で販売しております
●大量(数十kg以上)ご使用の際は、別途御見積致しますので、ご連絡下さい。
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